Improvement on the food pack

【０００１】
本発明はフードパックに関するものであり、特にもっぱらバーガー、ベーグルなどのようなファーストフード商品に適用可能なものである。
【０００２】
本発明は、矩形のベースと、直線状の折り曲げ線で前記ベースに対して折り曲げ可能に構成された側壁と、曲線状の折り曲げ線で前記ベースに対して折り曲げ可能に構成された端壁とを備えた、厚紙で形成されたトレイと、
前記トレイに対して張り出すように配置され前記トレイの前記側壁に貼り付けられたラッピング材料で構成された前記トレイ上に配置されるフードアイテムのラッピング用のシートとから構成され、
前記シートは、前記トレイに対して前記側壁が交差する方向に立ち上がるように折りたたまれ、前記トレイの端壁は前記トレイのベースに対して上方に折り曲げられて前記端壁とベース間の曲線状の折り曲げ線によって前記ベースが曲げられた形状になるように構成されていることを特徴とする、フードパックを提供する。
【０００３】
ＵＡ−Ａ−４５７５０００は、厚紙の外層とグラシン紙のような内層により形成されたハンバーガーのような食料品のための包装材を開示している。 外層及び内層は一般的に矩形をしており、厚紙の側壁を超えて延在し、頂端及び底端を有するグラシン紙を備えそれぞれの端部の主部は丸みを帯びて切断されている。 厚紙及びグラシン紙はそれらの中央部に細長く伸びる狭い接着ストリップにより一体化している。 厚紙の端部はヒンジ的になっており、比較的狭いロッキングパネルを有している。 使用においては、ハンバーガーなどの商品をグラシン紙の中央部分に配置する。 包装材はハンバーガーの周りに筒を形成するように折り曲げられ、その端がロッキングパネルで捻られることによって、チューブの両端から伸びるグラシン紙と一緒に固定し、ハンバーガー下厚紙との間に繰り入れられる。
【０００４】
本発明のフードパックは、矩形のベースと、直線状の折り曲げ線で前記ベースに対して折り曲げ可能に構成された側壁と、 前記ベースに対して内側に凹状に湾曲された曲線状の折り曲げ線で前記ベースに対して折り曲げ可能に構成された端壁とを備え、厚紙で形成されたトレイと、前記トレイを覆い、前記トレイの側壁及び端壁に対して張り出すように配置され、前記トレイの前記側壁に貼り付けられたラッピング材料で構成され、前記トレイ上に配置されるフードアイテムのラッピング用のシートと、から構成され、 前記トレイの前記側壁と前記端壁は、前記ベースのコーナー部において、互いに分離した構成である。 前記フードアイテムは前記ベースを覆う前記ラッピング用シートの中央部に配置可能であり、前記トレイの側壁が前記直線状の折り曲げ線で折り曲げられて立ち上がるとともに、前記トレイの側壁から張り出す前記ラッピング用シートの側部は、前記トレイに対して交差する方向に立ち上がり、前記フードアイテム上に折り畳まれる。 前記トレイの端壁から張り出すように配置された前記ラッピング用シートの端部は、前記ベースと前記ベースを覆う前記ラッピング用シートの中央部との間に折り曲げて畳み込まれ、それに伴って、前記トレイの前記端壁は前記曲線状の折り曲げ線に沿って前記ベースに対して折り曲げられことにより、前記ベースにおいて下方に湾曲した凹面が形成され、前記端壁で前記ラッピング用シートの前記畳み込まれた端部を覆うように、前記トレイの前記側壁と前記端壁の両方で、前記ラッピング用シートで包装された前記フードアイテムを囲い込むことを特徴とする。
【０００８】
添付した図面を参照して本発明の特定の実施形態の記述を以下に続ける。
【０００９】
まず、バーガーやベーグルのようなフードアイテムを販売するために包装し保持するためのトレイの型紙を示す図１を参照する。 型は厚紙で作られており、ベースの側端の折り曲げ線１２に沿ってヒンジ式に結合された矩形の側壁１１を有する略矩形のベース１０を備えている。 トレイは、トレイの後端に凹状に曲がった折り曲げ線１４にそってヒンジ式に結合された端壁１３を有している。 端壁とベースの間の曲線の折り曲げ線は、後述するように、ベースが側壁の間で下方に曲げられたとき、端壁は、ベースの線においてパチンと閉まるか又はベースに対して一定の角度で一般的に上方に突き出すであろう。
【００１０】
図２を参照すると、トレイの型の上に延在する材料１５の大きい矩形のシートを形成し型の側壁がシートに固定された平らな状態にある完全なフードパックが示されている。 シートの一部分１６は、型の全体の大きさを縮小するために、側壁１１とトレイのベースの１つの折り曲げ線にあわせた線に沿って折り曲げられている。 パックを完成するために、上部に折り曲げられたシートの部分１６を側壁１１と一緒に持ち上げ、バーガー１７または他のフードアイテムが図３に示されるように折り曲げられた側壁に対向するシートの上表面に配置される。 図４に示されるように、シートをバーガーの上方に一緒に持ってくるためトレイの他の側壁１１を持ち上げると、シートの側端１８はその後上方に引っぱられる。
【００１１】
図５に示すように、シートの側端１８は、その後、第１の折り曲げ１９を作るために折り畳まれ、シートがフードアイテム上にきつく引張られるまでおり曲げられる。 シートの端部２０はその後トレイとバーガーの間の隙間に繰り入れられ、したがって、トレイのベースは側壁の間で下方に曲げられる。 その後、図７に示すように後壁は、シートの繰り入れられた端部を囲むために、バーガーに対して持ち上げられ、包装は完成する。
【図面の簡単な説明】
【図１】 バーガー、ベーグルなどのためのフードパックのトレイを形成するための型を示す図である。
【図２】 空白のトレイの上に延在する折り畳まれたラッピング材料のシートを備えた平らな状態にあるフードパックの概略図である。
【図３】 バーガーを入れるためにラッピング材料のシートを開いた状態にある図２のフードパックを示す図である。
【図４】 シート材料の側端が一緒にバーガーの上に引っ張られた状態を示す透視図である。
【図５】 上部でラッピング材料の側端が折り畳まれた状態にあるフードパックを示す図である。
【図６】 折り畳まれたラッピング材料の端部がトレイ上とバーガーとの間に繰り入れられた状態にある図４のフードパックを示す図である。
【図７】 側壁とともにラッピング材料内に包まれたバーガーを保護するためにトレイの端を上方に折り曲げた状態にあるフードパックを示す図である。